本とか雑誌とか
川添愛さんの最新刊。今回もあちこちで大笑いしながら付箋も貼りまくった。 パンチラインの言語学 作者:川添 愛 朝日新聞出版 Amazon いつもながら、「ことばを分析的に考える」ということがとても平明に説明されている。しかも、笑いのツボもふんだんに仕掛…
今年のJTF翻訳祭、基調講演はあの今井むつみさんである。 www.34jtffestival2025.com 今井さんの著書にもよく出てくるが、発達言語学とか言語心理学は、ちょっと聞きかじるだけでも実におもしろい世界だ。この本でも、そういう言語学・心理学の分野を手がか…
読んだ本についてまともな記事を書くには、それなりのエネルギーが必要なので、まとまった記事はなかなか書けない。 ので、最近読んだ本と、いま読みかけの本をちょっとずつ紹介しておこうと思い立った。 『日本語からの祝福、日本語への祝福』 『日本語再定…
※今回は、翻訳も辞書も関係ない、ただの趣味記事です。興味のない方はこのまま閉じちゃってください。 コミックの新刊を待っているマンガのうち、3作品の新刊が一気に発売。紹介と関連情報の記録を兼ねてメモっておく。なお、以下のAmazonリンクは基本的に書…
このミニシリーズも最終回、 6. 贈呈者による献辞その他のメッセージがある 場合だ。もっとも、これは「5. 著者によるサイン」と一緒になっていることもある。あるいは、著者からの献本だったことを示す一筆箋が挟まっていることもあり、そうなると「2. 新聞…
このシリーズは、次の「その3」で完結するつもりなのだが、ひとつだけ「番外編」をお届けする。 分類としては、「1. 傍線/下線が引かれている、書き込みがある」に入ると思うのだが、辞書の小口に書き込みがあるパターンだ。 買ってきた状態のままだと、辞書…
前回は、古本で傍線/下線が引かれている話を書いた。次は、 新聞の切り抜きなどが挟んである 蔵書印が押してある 名入れがある 著者によるサインがある このあたりの話。
古本を買うと、当然ながらそこには前所有者の痕跡が見られることもある。痕跡といっても、極端な破損・汚損だと古本としての商品価値が下がるので、出品の際にそう断っていない限り、そうそうあるものではない。よくあるのは、 傍線/下線が引かれている、書…
ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』の最新刊(18巻)を読んでいたら、人物紹介でも本文中でも、足利義視についての記述で 美濃に没落する という表現が使われていました。 新九郎、奔る! (18) (ビッグスピリッツコミックススペシャル) 作者:ゆうき まさみ 小学…
百均、たとえばダイソーの商品ってけっこう入れ替えが激しくて、気に入った商品もなくなってしまうことがあります。 そんななかで、わたしが紙の本を読むときにしばらく前から使っているこの付箋は、珍しく生きながらえています。 7カラーフィルムふせん(…
翻訳フォーラム主宰者のおひとりであり、『スティーブ・ジョブズ』や最近の『イーロン・マスク』など多くの訳書でもおなじみの井口耕二さん(翻訳フォーラムなどでのハンドル名は Buckeyeさん)の、今回は訳書ではなく、著書が刊行されました。 「スティーブ…
同業者のなかには、俳句や短歌をたしなむ人が何人かいます。そのおひとりから、ご自身の句集をご恵贈いただきました。 句集 羽根 作者:村上瑠璃甫 朔出版 Amazon 村上瑠璃甫というペンネームをお使いですが、著者略歴にご本名も書かれているので、実名でご紹…
昨日始めたシリーズ、その2です。 昨日は「気になったところメモ」と書きましたが、そうとは限らず、単に連想したもろもろのことなども書き綴っています。
毎日新聞出版から8月に出たこの本。 校閲至極 作者:毎日新聞校閲センター 毎日新聞出版 Amazon 構えて読むような内容ではなく、食事するときとか仕事の休憩時間とかに読むのにちょうどいい。これを、いつものように付箋付けながら読んでいるわけですが、とき…
新しい訳書が出ました(日付を勘違いしてたので、過去形)。 ハッキング思考 強者はいかにしてルールを歪めるのか、それを正すにはどうしたらいいのか 作者:ブルース・シュナイアー 日経BP Amazon 原著者は、なんと、あのブルース・シュナイアー大先生です。…
本日7月19日、新しい訳書が出ました。 6月に創刊した「ハヤカワ新書」の一冊です。 ChatGPTの頭の中 (ハヤカワ新書 009) 作者:スティーヴン・ウルフラム,Stephen Wolfram 早川書房 Amazon ChatGPTの頭の中 (ハヤカワ新書) 作者:スティーヴン ウルフラ…
3月24日に出て、ありがたいことに同業者の間で温かく迎えられた拙著。 1秒でも長く「頭」を使いたい 翻訳者のための超時短パソコンスキル大全 作者:高橋 聡 KADOKAWA Amazon こちらが、こういう場で紹介されているのをTwitterで知りました。 open.spotify.co…
PCスキル本、予定どおり昨日3月24日に出ました。 1秒でも長く「頭」を使いたい 翻訳者のための超時短パソコンスキル大全 作者:高橋 聡 KADOKAWA Amazon 書籍版と同時に、Kindle版も出ています(Kindle版のほうがちょっと安い^^)。 書籍版のほうは、おかげさ…
何度かお伝えしてきた、翻訳者のためのPCスキル本、著者分の見本が届きました。 こんなにたくさん届くなんて聞いてなかったよ~! ってか、送りますって事前の連絡もなくて、まったくの不意打ちでした。
昨年末にご案内していたKADOKAWA主催のセミナー、 baldhatter.hatenablog.com 無事に終了しました。最終的には100名近いお申し込みがあり、何ともありがたいことです。そして、昨日の最後にご案内したとおり、第2回も予定しています。詳細が決まったら、また…
いきなりタイトルからそれますが、日本翻訳連盟(JTF)の翻訳祭は、今年もすべてオンラインで、2週間をかけて開催されます。 www.jtf.jp 今年も、個人翻訳者と翻訳会社の双方にとってお役に立ちそうなプログラムをがんばってそろえていますが、なかでも個人…
『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』で、翻訳者の間でも広く知られるようになった川添愛氏の最新刊、 ふだん使いの言語学: 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント (新潮選書) 作者:川添 愛 発売日: 2021/01/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) を読…
この本が出てから、授業などではことあるごとにおすすめしてきたのに、旧ブログでもこちらでもまだ紹介していませんでした。 石黒圭氏のこれです。 「接続詞」の技術 作者:石黒 圭 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本(ソフトカバー)
昨年出た訳書『機械翻訳:歴史・技術・産業』を、山本貴光さんが専門誌『数学セミナー』で取り上げてくださいました。 数学セミナー 2021年1月号 通巻 711号 SFと数理科学 発売日: 2020/12/11 メディア: 雑誌 毎回3冊ずつ書籍を紹介なさっている「これが示し…
昨日書いた they の話。 まだ読了していなかったこの本でもたしか言及されていたはず……と思って、ちょっと確認してみました。 ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険 作者:コーリー・スタンパー 発売日: 2020/04/13 メディア: 単行本
先日、XXX won't help you understand YYY という英文を、私が「XXXはYYYを理解する妨げになる」と訳したところ、 なぜ「助けにならない」くらいのマイナスではなく、「妨げになる」と強いマイナスの訳になるのか? と質問されました。自分なりにはそれでい…
久しぶりの訳書が出ます。 機械翻訳:歴史・技術・産業 作者:ティエリー・ポイボー 発売日: 2020/09/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) ちょっとした巡り合わせから、なんと、機械翻訳についての本を訳す機会をいただきました。原書 The Machine Translati…
すこし前に話題になったこの本、地元の書店で見かけてやはり興味がわいたので、買ってみました。 AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 (光文社新書) 作者:庭田杏珠,渡邉英徳 発売日: 2020/07/15 メディア: 新書 最初は 「AIでカラー化された写真」…
昨日ご紹介した『英語辞書をフル活用する7つの鉄則』の5.2節「語彙学習にも「アハ体験」を利用」に、 big wheel (1) (米略式)=bigwig. というジーニアス英和大からの引用があります。 Bigwigという単語で私がまっ先に連想したのは、この作品です。 www.amaz…