日記・コラム
今日はインフルエンザの予防接種に行ってきました。 引き続き、第1章「見かけも意味も不可解な言葉」(pp.11~52)から、日記のその5です。
今日から師走。映画を2本ハシゴしてきました。どちらも、1980年代の公開時に見て以来です。1本目は、恵比寿ガーデンシネマでこれ。 gamenokisoku4k.jp いたって良質なスラップスティックで、こういうリズムは大好きです。ただ、もっとヨーロッパ演劇の素養が…
昨日は、11月の遊び納めとして日帰りで箱根に行ってきました。 絶好の行楽日和で、箱根のメジャーなスポットはたいそう混んでいたそうな。でも、今回の目的地はそういう喧噪とは無縁の別天地、「天山湯治郷」。 とにかく「良質なお湯に入って癒やされる」こ…
この週末と週明け(11/24~25)は、日本翻訳者協会(JAT)のイベント「Project Nagoya 2024」と、自分がしゃべる Human Powered 勉強会に出かけていたので、日記が途切れてしまいました。 というわけで、その2も引き続き、 第1章「見かけも意味も不可解な言…
昨年の10から今年の2月まで、毎日新聞出版社の『校閲至極』をネタに全12回の記事を書きました。 baldhatter.hatenablog.com こういうネタ本がひとつあると、記事を続けていくのに便利です。先日また格好のネタを見つけました。 死ぬまで使わない日本語 (フォ…
先月10月は、翻訳祭もあったし自分の仕事もいっぱいいっぱいだったので、とうとう映画を1本も観られなかった。 その反動で、11月はわりと遊んでるし、すこしは映画にも行けるようになった。以下、日記的にその記録。
最近、家内がひとりで足繁く小田原・箱根方面に出かけている。 それで知ったのだが、名古屋の名物だと思っていた「ういろう」、実は小田原が本場(発祥)なんだとか。 今月末には名古屋に行って向こうの「ういろう」を買ってくるので、詳しくはそのときに書…
Twitter(現X)の規約変更が大きなきっかけになって、long overdue だったともいえる「SNS 民族大移動」がいよいよ始まったようです。 いま最も有力な移動先は Bluesky。 bsky.app わたしも少し前にアカウントは作ってありましたが、この機会にちょっと本格…
翻訳者として一定以上の年数を経ている人なら、このタイトルにはおおむね同意してくださることと思います(知恵としても実感としても)。今回は、仕事として翻訳を始めたばかりの方とか、翻訳を学習中の方に読んでほしい記事です。なかでも、 翻訳業界で人と…
久しぶりに、東京芸術劇場で生音を聴いてきた。 やっぱ、生音はいい。もう少し頻繁にこういう機会を作りたい、と改めて思う。 シネマコンサートのパートはもちろん最高だったけど*1、『日本狂詩曲』を生で聴いたのは初めてだった。伊福部音楽は、やはり日本…
先々週末(7/27)と先週末(8/3)の朝日カルチャーセンターで、今年の "お座敷"*1 はすべて終わりました。今年は、なんといってもリアルが少しずつ復活してきたのが、過去数年とはいちばん違ったところですね。 1月 サイマルさんでWord講座(オンライン。こ…
「インフォーマント」ってどのくらい通用する言葉なのかな。英語はinformantで「情報提供者」のことだけど、特に、文化人類学者などがフィールドワークするとき、その現地の文化や言語について情報を提供してくれる人をいう。 インフォーマント選びに失敗す…
先日の「翻訳フォーラム・シンポジウム」午前の部でお伝えしきれなかった点ふたつについて補足しておきます。ご参加くださった方には、事後に配布資料をお送りしてありますので、そちらもあわせてご覧ください。 ●ひとつは、「権威」の話(事後配布資料のPDF…
福岡・中州の老舗映画館「大洋映画劇場」が、本日いっぱいでその歴史に幕を閉じました。 kbc.co.jp 本当は、閉まる前にぜひ行きたかったのですが、いろいろあって果たせませんでした。 といっても、ここには二度行ったことがあります。初めて訪れたのは2016…
ふと思いついた、しょーもない話です。 毎年、年末になるとビックカメラが1枚カレンダーを配ってるので、この数年はトイレにそれを貼ってる。毎月の月名のところには、「睦月、如月、弥生……」という陰暦時代の旧称と、英語の月名、そしてそのカタカナが書か…
昨日は、9日に行ったばかりの旧岩崎邸庭園を再訪しました。 旧岩崎邸庭園には、本館のほかに撞球室というのが建っていて、本館とその撞球室はなんと地下道でつながっています。地下道も撞球室内部もふだんは非公開なのですが、毎月15日に開かれるガイド付き…
なんか、今日あたりからだいぶ暖かくなるみたいですね。先週の金曜日、東京国立博物館からそのまま足をのばして、旧岩崎邸庭園から湯島天神まで回ってみましたが、梅がだいぶ咲いてました。 【初稿で「足を伸ばして」と書いていた誤字をご報告いただきました…
昨日(2/11)は、ほぼ40年ぶりの『ストップ・メイキング・センス』 gaga.ne.jp と、ドリパスで上映が成立した『グリッドマンユニバース』を観られて、とてもいい日でした^^ ■ 「名前の間違いはメジャーな方へ」(p.196~)より 皆さんは名前を間違えられたこ…
ちょっと別の記事が続きましたが、そろそろこちらも再開しましょう。全253ページのうち前回が189ページからだったので、もうすぐ終わりです。 ■ 「虎○門、霞○関、丸の内の○は?」(p.192~)より 中でも超高層ビルの代名詞として知られる「霞が関ビル」は196…
あけましておめでとうございます。 昨年の年頭は、一昨年に父が他界したため喪中のご挨拶となりました。喪の年が明け、こうして例年どおりのご挨拶ができることのありがたさを、改めて噛みしめています。 2022年元日の記事では、 大学4年の末っ子は、就職先…
うーん、12月はそれほど忙しいわけではなかったはずなんですが、なんとなく記事を書けないまま、とうとう大晦日になってしまいました。ということで、大掃除の隙をみて、今年最後の記事を書いておきます。 この1年は、なんといっても個人的に出版ラッシュで…
安心してください、続いてますよw こんな風に読書日記をたらたら続けるのは、自分の読書日記も兼ねられるので、なかなかいい感じです。 さて、今回は「濁るか濁らないか」がテーマです。 ■ 「折口、柳田……清音の地域性」(p.186~)より 一般に固有名詞は東…
前回の「その6」を書いたのは、翻訳祭のオンラインプログラム開始前日でしたが、全日程が昨日で終了しました。そして、本日からはプログラムのアーカイブ配信も始まります。チケット販売は終了しましたが、チケットをご購入になった方は、引き続きアーカイブ…
翻訳祭の会場開催は終了しましたが、オンラインプログラムは明日11/8(水)から始まります! www.32jtffestival2023.com ということで、『校閲至極』日記その6です。 ■ 「ろくろを「ひく」挿絵を見て納得」(p.152~)より 現代の私たちが知っている「ろくろ…
先週金曜日の27日、4年ぶりでリアル開催となった翻訳祭(会場の部)が無事に終了しました。 久しぶりにお会いする方、この4年近くの間にZoomで知り合ったためリアルでは初めてお会いする方、いろいろな方に対面でお会いできたのは、やはり何者にも換えられな…
いよいよ、JTF翻訳祭が明後日に迫りました。 ということであまり時間がないので、5回目ですがネタはひとつだけ。 ■ 「コロナ「差別」に言葉であらがう」(p.136~)より 同様の例に、「感染が発覚した」という表現がある。「発覚」は「隠していた悪事・陰謀…
ネタにしている本も軽いノリなので、記事も気楽に続けられるようです。 ■ 「「コンビ二」に立ち止まれ」(p.82~)より [パソコンの]学習能力によっては「コンビ二」と出る。「コンビ」と「二」を分けて変換してしまうのだ。 カタカナ語の一部にカタカナ以…
その3まで来ました。これで終わったら、まさに三日坊主。 ■ 「広辞苑に載った「エロい」に興奮」(p.76~)より しかしまさか『広辞苑』で「エロい」が見出し語になるなんて! 2018年発売の第7版で初めて入ったのを発見し、年がいもなく興奮しました。 それ…
昨日始めたシリーズ、その2です。 昨日は「気になったところメモ」と書きましたが、そうとは限らず、単に連想したもろもろのことなども書き綴っています。
毎日新聞出版から8月に出たこの本。 校閲至極 作者:毎日新聞校閲センター 毎日新聞出版 Amazon 構えて読むような内容ではなく、食事するときとか仕事の休憩時間とかに読むのにちょうどいい。これを、いつものように付箋付けながら読んでいるわけですが、とき…