2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前の記事で書いたように、「400冊以上」「400点以上」のうち、私が実際に翻訳の仕事で常用している辞書は、だいたいその6分の1くらいということになりました。 では、具体的に ほぼ毎日のように使っている辞書(32点) と 必要に応じて高い頻度で使っている…
イカロスさんの「通訳翻訳ジャーナル」2021年春号が、辞書を含めた「調べもの」を特集しています。 通訳翻訳ジャーナル 2021年4月号 発売日: 2021/02/20 メディア: 雑誌 「アンケートから探る翻訳者の辞書事情」(p.52~)は、アンケートに答えただけで何も…
昨年出た訳書『機械翻訳:歴史・技術・産業』を、山本貴光さんが専門誌『数学セミナー』で取り上げてくださいました。 数学セミナー 2021年1月号 通巻 711号 SFと数理科学 発売日: 2020/12/11 メディア: 雑誌 毎回3冊ずつ書籍を紹介なさっている「これが示し…
昨日は「特作」という大正~昭和的な言葉を見つけてつい遊んでしまいましたが、今日は今日で、日本語の類語辞典を調べていて、おもしろい言葉を見つけました。 それは、「なだめる」という言葉の類語を探して、EBWin4で『日本語大シソーラス』(初版)を引い…
feature film という言い方があります。もちろん、「長編映画」のこと。 なんで "feature" なのかというと、もともとは長短とりまぜて何本か上映するなかのメインだった(特にサイレント映画の時代)からだそうです。ただし、長さの条件はいろいろで、英語版…
昨日書いた they の話。 まだ読了していなかったこの本でもたしか言及されていたはず……と思って、ちょっと確認してみました。 ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険 作者:コーリー・スタンパー 発売日: 2020/04/13 メディア: 単行本
Clubhouseという音声SNSアプリに、こんな通知が届きました。 伏せ字にしてる人、実は最近しばらく会ってなかった知り合いだったので、本当はゆっくりおしゃべりしたかったんですが、それはさておき、下線を付けた they の話です。 ご存じのとおり、最近の英…