# 『翻訳者のための超時短パソコンスキル大全』、予約開始

昨年末にご案内していたKADOKAWA主催のセミナー、

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無事に終了しました。最終的には100名近いお申し込みがあり、何ともありがたいことです。そして、昨日の最後にご案内したとおり、第2回も予定しています。詳細が決まったら、またここでご案内します。

そして、昨日のうちに出ていればよかったのですが、ちょうどセミナーが終わったくらいのタイミングで、Amazonで書籍の予約が始まりました。まだ書影もなくて、様にならないのですが……。

タイトルは、まあ、出版社さんの意向もあるのでご容赦願ください。内容はそれなりに濃くなったと思っています。

第0章 はじめに―翻訳の効率化ということ
第1章 パソコンをどう使うか
第2章 ハードウェアをどう選ぶか
第3章 Windowsをどう使うか
第4章 Officeをどう使うか 
第5章 Wordをどう使うか
第6章 Excelをどう使うか
第7章 テキストファイルとテキストエディター
第8章 翻訳支援ツールをどう使うか
第9章 翻訳メモリーツールの概要
第10章 Tradosをどう使うか
第11章 memoQをどう使うか
第12章 その他の翻訳メモリーツール
第13章 辞書の話
第14章 翻訳者の辞書環境

という構成になる予定で、Amazonの現時点の情報では「496ページ」となっていますが、最終的には500ページを超えそうです。

単に「ツールをこう使おう」という話ではなく、そもそもどういう意味で「効率化」なのかという話に始まって、ツールを使うときの心構えとか、いろんなソフトウェアについての私なりの不満も盛り込んであります。

個人的には、第7章と第8章がおすすめです^^ 「翻訳支援ツール」と「翻訳メモリーツール」を分けている理由も第8章で書き尽くしました。

PCに関して、私がお伝えできることをすべて、とはいいませんが、7割くらいまでは詰め込みました。PCスキルに自信がない方は、章ごとに頭から読んでいただいてもいいと思います。日々の翻訳業務で、リファレンスのようにみ使っていただけます。また、今後もリアルやオンラインで翻訳者向けのスキル系講座は開かれると思いますが、その前に読む入門書にもなるだろうと考えています。

書店に並びましたら、お手にとっていただければ幸いです。

# オンライン英英辞典の広告表示とインターフェース

去年の8月、Oxfordのオンライン辞書が有料化したことをご案内しました。

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このときも書きましたが、結局、従来のODE(Oxford Dictionary of English。OEDとは違うので念のため)に相当する無料辞書はなくなったようです。

この顛末でもわかるように、オンライン英英辞書の世界も経営はけっして楽ではないのかもしれません。そう思いながら最近のオンライン英英辞書サイトを使っていて、ふと広告表示のことが気になりました。というわけで、今回はオンライン英英辞書(のうち私がよく使うもの)の広告表示がどうなっているかを調べてみました。

……と書きましたが、広告のことだけでなく、インターフェース全体についても気づいたことはまとめています。

ただし、これは私のPCでChromeを使っている場合です。ブラウザーを変えると状況がちょっと違うこともあるようですし、ましてスマートフォンなどのモバイル環境だと広告の見え方はかなり違うはずです。また、私のChromeにはAdblock Plus(広告ブロックの拡張機能)が入っているので、そのオン/オフで違いがある場合はそれについても触れています。

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# 業界実態調査に、ぜひご協力を

日本翻訳連盟(JTF)が、

2022年度「翻訳・通訳業界の実態調査アンケート」

を実施しています。

www.jtf.jp

回答期限は1/27(金)です。会員・非会員を問わず回答できますし、回答者には全員、調査結果が届きます(購入するとかなりお高い資料です)。

この手の調査は、回答数が多ければ多いほど、資料としての価値が上がるのもです。ぜひご協力ください!

個人であれば、回答は数分で済みます。上のリンクからどうぞ!

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# 過剰な使役表現(せる・させる)について

 今回の記事は、アメリア定例トライアル「IT・テクニカル」と連動した内容です。が、もちろん、それとは無関係にでも、お読みいただけるはずです。

2022年10月号で出題、2023年1月号に解説が掲載されている課題(メタバースに関する文章)の答案で、気になる使役表現(~せる・させる)が散見されました。

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# 年始のご挨拶―2023年

旧ブログの時代から含めて、こちらでも年始のご挨拶を続けてきましたが、今年は喪中につき、控えさせていただきます。昨年6月30日に実父が他界しました。88歳で、1月2日の誕生日には米寿の祝いを送ったばかりでした。

ということで、あらためて、旧年中はいろいろとお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。m(__)m

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# KADOKAWA主催のセミナーに出ます

暮れも押しつまったこんな時期ですが、新年早々のイベントの告知です。来年1月27日(金)に、こんなセミナーを開催します。

passmarket.yahoo.co.jp

いつものホームグラウンドであるJTF(日本翻訳者協会)でも翻訳フォーラムでもなく、なぜかKADOKAWAさんの主催です。

「すごい時短パソコンスキル」

って、ずいぶん怪しい日本語ですが、担当者さんの意向と後述する理由から、まあこうなりました^^;

【講座内容】
すごい時短パソコンスキルを紹介!
・効率化についての考え方
・Office(Word、Excel)をどう使うか
・翻訳支援ツールと翻訳メモリーツール
・Trados/memoQ/その他
・翻訳者にとっての辞書

たった2時間の枠でずいぶん盛りだくさんですが、もちろんこのすべてを詳しく解説するわけではなく、それぞれについて、私なりに考えてきた

「効率化についての考え方」

を集中的にお伝えする内容になる予定です。

なぜかKADOKAWAさんの主催

と書きましたが、もちろん理由があります。たぶん来年の春くらいになりますが、KADOKAWAさんから、

翻訳者のためのPCスキルをまとめた本

が出る予定です。上の「講座内容」は、その本でカバーしている内容です。講座内容で書かれていない内容まで含めると、

  • 翻訳者にとっての「効率化」とはどういうことか
  • WordやExcelのような翻訳者にとって「日常使い」のアプリケーションの使い方(Wordマクロの基礎を含む)
  • 「翻訳支援ツール」の本当の意味
  • 業界で言われている「翻訳支援ツール」≒「翻訳メモリーツール」とは何か
  • Trados、MemoQ、その他の基本的な使い方
  • テキストファイルとテキストエディター
  • 正規表現
  • 翻訳者にとっての辞書

などを取り上げていて、たぶん500ページくらいの分厚い本になりそうです。

この本については、出版される頃にまた記事を書こうかと思っています。

 

ということで、1月のセミナーは、この本の紹介も兼ねています。アーカイブ配信もありますので、ご視聴いただければ幸いです。

# 引き比べ(12/18)についての訂正

ご案内していた翻訳フォーラムのイベント「比べて極める辞書の世界」が終わりました。個人的には、見坊さん・稲川さんとのフリートークをとても楽しませていただきました。

ご参加の皆さんにもご満足いただけたようであれば幸いです(アンケート結果待ち中)。

ご参加くださった方は、1月3日までアーカイブ視聴ができますので、年末年始のご多忙な時間の合間にでも、ぜひご覧ください。

さて、そのイベントでお伝えした内容に小さくない間違いがあったので、ご報告して訂正いたします。配布した資料のほうは修正しませんので、以下の情報とあわせて読み替えてください。

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