昨年末、辞書引き学習のシンポジウムに参加したことは12月のうちに記事にしました。
深谷先生らによる今回の著書の版元である三省堂が共同主催でした。また、その直前に中学生以上向けの『例解新国語辞典 第十一版』が刊行されていたこともあって、この日には改めて
辞書は三省堂
という標語を思い出していました。
旧三省堂本店(最近なくなったほう)には、それを掲げた看板がありましたし、
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%9C%81%E5%A0%82%E6%9B%B8%E5%BA%97より)
そのひとつ前の本店でも垂れ幕などを見た記憶があります。
(https://jaa2100.org/entry/detail/034104.htmlより)
自分が常用している辞書のラインアップを振り返っても、三省堂の辞書には本当にお世話になっているし、「(紙の)辞書が売れない」と言われるようになって久しいこの時代に、これだけの点数を刊行し続けている。今でもこの標語は生きているなあと改めて感じた次第です(それ以外の出版社の辞書がだめだということでは、もちろんありません)。
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