辞典・事典

# 辞書を引き比べるってどういうこと?

1つ前の記事で紹介したイベント 比べて極める辞書の世界 (翻訳フォーラム・おうちでレッスンプラス第1弾) までちょうど1か月となりました。おかげさまで多くの方にお申し込みいただいておりますが、この辺で、 辞書を引き比べる って、そもそも何が楽しいの…

# 12/18、翻訳フォーラムで辞書トーク

翻訳フォーラムが主催する次のイベントが決まりました。 題して、「比べて極める辞書の世界」。 辞書部屋チャンネルの見坊行徳さんと稲川智樹さんという素晴らしいゲストもお招きして、4時間たっぷり、ディープな辞書の話をします。 プログラムは以下のとお…

# 物書堂アプリに「全文検索」がない話

あちこちで物書堂の辞書アプリをおすすめしている私、ひとつお詫びしなければいけないことがあります。それは、 物書堂アプリには全文検索の機能がない という事実をちゃんとお伝えしていなかったことです。 もっと早く気づくべきでしたが、以下のような経緯…

#『使える! 用字用語辞典』の物書堂版が出た!

2年ほど前、旧ブログでこちらを紹介しました。 マスコミ用語担当者がつくった 使える! 用字用語辞典 作者:安正, 前田,健一, 関根,昌, 時田,肇, 小林,順子, 豊田 三省堂 Amazon 参考記事:禿頭帽子屋の独語妄言 side A: #『マスコミ用語担当者がつくった 使え…

# セイコーインスツル、サービス完全終了

セイコーインスツル(SII)さんのサイトで告知が出たようなので(関山先生の投稿で知りました)、こちらでも紹介しておきます。 電子辞書修理および部品販売(充電池など)終了のお知らせ電子辞書製品の修理は一部機種のみ継続をしておりましたが修理部材の…

# Wiktionary について

ふとしたきっかけで旧ブログと新ブログを改めて検索してみたのですが、なんと、Wiktionary についてちゃんとした記事がなかったことに、今さらながら気づきました。 en.wiktionary.org EPWINGデータなどを紹介するとき、何度か言及はしていたのですが……。と…

# 世間ずれ、または変わりゆく日本語

世間ずれ という言葉が思わぬ意味で使われる現場に実際に遭遇した。発言者は、わが長男。先日たまたま帰ってきて雑談しているとき、「世間の常識とずれている」という意味で口にしたのだった。

# LogoVistaのインターフェース移行について

しばらく前に、LogoVista辞典ブラウザー(閲覧ソフトのこと)がリニューアルしました。 ※画像をクリックすると新しいインターフェースの解説ページに飛びます。 ただし、このインターフェースはまだまだ開発途上で(詳しくは後述)、そのことはLogoVistaさん…

# 物書堂の辞書について少し詳しく

昨日の記事で、物書堂さんの「新学期・新生活応援セール」をご紹介しました。 これまでも、各種セミナーで物書堂の辞書は取り上げてきましたが、考えてみたら、具体的にどうやって使うのか、どんなところがいいのか、まとめて説明したことはありませんでした…

# 物書堂さん、春のセール実施中

もうすでに始まっていますが、今年も物書堂さんが春のセールを実施しています。 www.monokakido.jp 『ランダムハウス英和大辞典 第2版』が 3,920円『ウィズダム英和・和英辞典(第4版/第3版』が 2,080円 などなど、かなりお手頃な価格になっているので、こ…

# 人名の発音なら、書籍もまだまだ使える!

人名の発音=カタカナ表記 については、書籍の辞書もまだまだ活躍するとあらためて実感しています。 一般的ではない人名とか、詳しくない言語圏の人名の発音、というかカタカナ表記については、よく質問もいただくのですが、私自身100%確実といえる方法はもち…

# WordNet、もうひとつ事例を

前エントリでおおむねの見方は説明しましたが、もう少しWordNetの威力が分かる事例を挙げてみます。 お題は、マーケティング系のお悩み単語ナンバーワン、insight です。 語義が 4 つもあります。おそらく、どの辞書より細かい(OEDを除く)。

# WordNet の見方、使い方

「翻訳フォーラム辞書デー」のフォロー記事、続いては WordNet に関する補足です。だいたいのことは旧ブログのこちらの記事に書いてありますが、整理と情報更新の意味で、新たな記事を書くことにします。 ●WordNetの本家はこちら。WordNet | A Lexical Datab…

# 日外アソシエーツの販売ページ

前エントリ「# 今からでもそろうEPWING辞書」にコメントをいただきました。 日外アソシエーツの公式サイトにまだEPWING辞書を販売している(であろう)ページがあります。https://www.nichigai.co.jp/cdeb/bun04.htmlただわたしはここからは購入したことはな…

# 今からでもそろうEPWING辞書

1/29に開催された「翻訳フォーラム式辞書デー」のフォロー記事をぼつぼつ書いていこうと思います。 まずは、今からでもそろうEPWING*1辞書データの話です。 ここでご紹介するデータを、辞書ソフト「EBWin4」に登録すれば、十分とはいえないものの、一定の辞…

# 「手首」、学研の国語辞典、辞書デー

痛ましいニュースなのでいささか気は引けるのですが、言葉の問題に限定ということで引用をご容赦ください。 nordot.app この「手首」という言葉の使い方にふと疑問が湧きました。 そこからいろいろと国語辞典を調べまくり、Twitterでも助言をいただいたとい…

#『ジーニアス英和大辞典』も物書堂アプリが最新

昨日から今日にかけて、物書堂版『研究社 新和英大辞典 第5版』の物書堂アプリ版から気づいたことを書きましたが、同じ物書堂から昨年末にリリースされた『ジーニアス英和大辞典』(G大)も、どうやら最新らしいことが分かりました。www.monokakido.jp こち…

#『研究社新和英大辞典 第5版』、補足情報

昨日書いた『研究社新和英大辞典 第5版』の話、さっそく関山先生から情報をいただきましたので、追記しておきます。

#『研究社新和英大辞典 第5版』、収録データの謎

昨年の12/18に書いたように、baldhatter.hatenablog.com 昨年末には物書堂アプリの新タイトルが相次いで発売されました。そのうちの目玉のひとつが、今回のタイトルにもある『研究社新和英大辞典 第5版』です。www.monokakido.jp 私も先ほどダウンロードし、…

# 翻訳者の辞書環境は物書堂の時代か

物書堂の辞書ラインアップが、これ以上ないというくらい充実してきた。現時点でも、ひとつの辞書プラットフォームとしての充実ぶりは、他社サービスを圧倒的にリードしており、翻訳者として辞書環境を考えるときにも、最有力候補と言えるだろう。 まず、つい…

# ジャパンナレッジで凡例を見る

辞書の序文(前書き、はしがき……)と凡例といえば、紙の辞書なら必ず巻頭にあって、まさに辞書の顔とも言うべき存在でした。それが、電子化されてからはすっかり目立たない存在に、それどころか場合によっては存在すら消されてしまうような扱いになっていま…

#『研究社 日本語コロケーション辞典』

日本語のコロケーション辞典といえば、同業者の間では『てにをは辞典』がおなじみです。ご存じのとおり、書籍のみの貴重な存在。 てにをは辞典 三省堂 Amazon 電子的に使えるコロケーション辞典となると本当にレアで、私の知る限りでは、LogoVistaの『研究社…

# ひとつ前の記事について

先ほどの記事、 baldhatter.hatenablog.com これ、実は大前提がちょっと疑問だったりする。 こういう方針を立てられたのは、それぞれの辞書の特長と翻訳者にとっての有用度を、私がたまたま、おおむね把握できているからだ。もし、辞書についてもっと何も知…

# もし今、自分が辞書を持っていなかったら

私ら、一定年齢以上の現役翻訳者は、だいたい手元に辞書環境がそろっている。今から振り返ると、たいへん恵まれていると言えるだろう。 もし、自分がまだ辞書をひとつも持っていなかっとしたら? まあ、翻訳の世界に入ろうという以上、そういう仮定はあまり…

# DONGRIのインターフェースが新しく

EAST EDUCATIONが運営しているオンライン辞書サービスサイト「DONGRI」。旧ブログで一度紹介したっきりでした。 baldhatter.txt-nifty.com baldhatter.txt-nifty.com 詳しくは上にリンクした旧記事をご覧いただきたいのですが、かいつまんで言うと、以下のよ…

# 翻訳者必携辞書を実際にそろえてみる

告知していたとおり、昨日9/18の「HUMAN POWERED翻訳勉強会」で辞書の話をしまた。参加者数は、同勉強会始まって以来の最多だったこのことで、ご視聴くださった皆さんには心よりお礼を申し上げます。 私は、予定どおり「ゼロから始める辞書生活」ということ…

# NINJAL の TWC と BCCWJ - 昨日の記事の訂正

昨日の記事で使ったコーパスのことを > 国研のコーパス>コーパスデータは「少納言」や「中納言」と同じ などと書いてしまいましたが、大ウソでした。しかも、「2語比較機能」は昨日のサイトだけの特徴ではありません(これは私の情報アップデート不足)。 謹…

# では、Linguee はどう?

ひとつ前の記事で、「英辞郎は辞書ではなくデータベースだ」という話をしました。 baldhatter.hatenablog.com 「データベース」ということは、たとえばLingueeなどの同類です―と書こうとして、とんでもないものを見つけたので、ついでにその話もしておきます…

# 英辞郎を紹介していない理由

フェロー・アカデミーで半定期的に公開されている、私の辞書セミナー。www.fellow-academy.com 録画配信形式なのでリアルタイムの質疑応答はありませんが、受講者特典として、1回の受講につき1回だけ講師つまり私に直接質問ができることになっています。たい…

# 尻馬記事 -「選んで引きたいオンライン辞書」雑感:国語編

一度は投げ出した国語編ですが、せっかくなのでやっておこうと思い直しました。 ヒマだからなっ! いや、ヒマじゃないってば! 西練馬さんも書かれているとおり、国語辞典もオンライン版のラインアップは貧弱です。 オンラインで使える国語辞典というと、い…