2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「辞書引き学習」という指導方法があるのはご存じかと思います。深谷圭助先生(中部大学)が提唱し、国内はもちろん、海外でも高く評価されて普及しつつある指導法です。 この指導法をめぐる国際的な研究の成果がこのたび三省堂から刊行され、それを記念した…
ちょうど1週間前に、こんな記事を書きました。 baldhatter.hatenablog.com このとき、作者ゆうきまさみの使う日本語について触れたなかで「ミスリード」という言葉に関する旧ブログ記事へのリンクをはりました。 baldhatter.txt-nifty.com この記事では、い…
しばらく前から、紹介したいなあと思っている本が2冊ある。 ことばの番人 作者:髙橋 秀実 集英社インターナショナル Amazon 悪文の構造 ――機能的な文章とは (ちくま学芸文庫チ-8-1) 作者:千早 耿一郎 筑摩書房 Amazon が、ようやく『侍タイムスリッパー』の…
お伝えしていた「今さら聞けない辞書の基礎」Part 1の「揃え方・使い方」は12/8に無事終了しました(現在もアーカイブは配信中)。そして、いよいよ年明け2月9日(日)には、Part 2「辞書引きライブ」をお届けします。 Peatixで、受付も始まっています。 「…
わが家のクリスマスディナー、今年は年内スケジュールの都合により昨日12月14日でした。 毎年買っているターキーも、だいぶ高騰しています。 ■ 胡乱 ○ たいていの国語辞典に、「「う」「ろん」とも唐音」という説明がある。漢字の音読みは時代によって漢音・…
業務用ではないNiftyアカウント(つまり、このブログのプロフィール欄にも書いてあるほう)に、こんなメールが来ていた。 十中八九スパムだと思ったが、念のため調べてみると、Niftyがほぼ1年くらい前にサイトで警告を出していた。 そっか。ウチには流行から…
ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』の最新刊(18巻)を読んでいたら、人物紹介でも本文中でも、足利義視についての記述で 美濃に没落する という表現が使われていました。 新九郎、奔る! (18) (ビッグスピリッツコミックススペシャル) 作者:ゆうき まさみ 小学…
百均、たとえばダイソーの商品ってけっこう入れ替えが激しくて、気に入った商品もなくなってしまうことがあります。 そんななかで、わたしが紙の本を読むときにしばらく前から使っているこの付箋は、珍しく生きながらえています。 7カラーフィルムふせん(…
今日は、翻訳フォーラム・おうちでレクチャー③「今さら聞けない辞書の基礎」セミナー Part1 でしたが、深井さんのパートが終わってわたしが話し始めたとたん、家の警報器が鳴り出すというアクシデントが発生し、ちょっとバタバタしました。お聞きだった皆さ…
一期一会、二束三文、四捨五入、六道、七転八倒…… 一文なし、二の句が継げない、三人寄れば文殊の知恵…… こんな風に数字を使った熟語や慣用句が、日本語にはたくさんあります。ライティングの本や用字用語集などに、付録として載せられていることはよくあり…
しばらく前から、不定期に右の大腿部に痛みを感じるようになり、観てもらったら、軽い坐骨神経痛の症状ではないかとのこと。しばらく通院します。 ということで、その6にいきますが、なんかちょっと飽きてきました ^^; 取り上げられている素材はまあまあなん…
ひとつ前の記事に書いたように、「辞書」と「辞典」にはおもしろい違いがあるわけですが、さて、これをネットで調べたらどうなるかという話も書いておきます。 www.google.co.jp トップには、しばらく前から Google 検索に実装された「AI による概要」が出て…
次の日曜日に開催される「辞書の揃え方・使い方 超基本編」、お申し込みは本日までです! 詳細は以下の記事にあるリンクからどうぞ。 baldhatter.hatenablog.com また、どんな話になるのかもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 baldhatte…
今日はインフルエンザの予防接種に行ってきました。 引き続き、第1章「見かけも意味も不可解な言葉」(pp.11~52)から、日記のその5です。
今日から師走。映画を2本ハシゴしてきました。どちらも、1980年代の公開時に見て以来です。1本目は、恵比寿ガーデンシネマでこれ。 gamenokisoku4k.jp いたって良質なスラップスティックで、こういうリズムは大好きです。ただ、もっとヨーロッパ演劇の素養が…