昨年出た訳書『機械翻訳:歴史・技術・産業』を、山本貴光さんが専門誌『数学セミナー』で取り上げてくださいました。
毎回3冊ずつ書籍を紹介なさっている「これが示したいことだった」 という連載枠の第10回、「異言語で数学を」というコーナー(pp.62-63)です。
少しだけ紹介させていただきます。
この本では,機械翻訳の歴史が, デジタルコンピュータ登場以前にヨーロッパで試みられた普遍言語や人工言語の話から説き起こされるのもいい.
同書は,これらの機械翻訳を支えている技術や,その評価,商用化についてなど,要点を手際よく押さえている.
このように、本書の特長を実に端的にとらえてくださったうえで、見開き2ページの3分の1を使って紹介くださっています。
山本様、ありがとうございました m(__)m