# 辞書引きとEvernote

この本を読んでいたら……

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5.2 語彙学習にも「アハ体験」を利用

という節がありました。あまり好きになれない言い方ではありますが、さらに私が好きでない表現を使って、こう続きます。

●気づきにおける「エイス・モデル」
(1)A(Aha experience):英語を学習する上での「あ、そうか」体験をとらえる。
(2)C(Consult your dictonary):それを辞書で確認して理解を深める。
(3)E(Expand):関連知識も確認して、知識を広げる。
―『英語辞書をフル活用する7つの鉄則』p.163より

これ、自分がいつもやってるEvernoteまとめと同じことか、と思い当たりました。

前回の記事で、applicationという単語のことを書きました。中学生向け英和辞典で感じた違和感をきっかけにいくつかおもしろいことがわかり、最後にはappという語について意外な発見まであったという顛末でした。

私の場合は、最初が「アハ」ではなく「アレ?」の場合も多い気がしますが、いずれにしても

  1. なるほどという発見がある、もしくはアレ? という疑問が生じる
  2. できるだけ辞書をあたって、それをEvernoteにまとめる
  3. まとめているうちに、たいていいろいろと広がっていく

ということになります。そんなことやってるから、仕事がなかなか進まないことが多い^^;

で、applicatonネタについてまとめてあるEvernote記事を紹介しようと思ったのですが……おお、記事ごとに共有できるんですね。知らなかった。共有リンクを貼っておきます。

www.evernote.com

これが、前回の記事の元ネタです。こういうノートが、この数年でだいぶたまってきました。

おまけに、そんなノートをもうひとつ共有してご紹介すると―

www.evernote.com

こんなのもあります。ちょっと前にFacebookで同業者に訊いてみた話。あのときまとめてみたものです。

 

ちなみに、上に挙げた本、

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こちらと同じ著者で、参考になる点はたくさんあるのですが、2011年発行なので、

  • EPWING仕様の辞書はすでに下火になっていたはず。その点に追いついていない
  • Google検索がまだ信頼できることになっている

という弱点はあります。

それでも、辞書を活用するためには読んでおいていい一冊です。