またひとつ、Microsoft Wordのお節介機能を見つけました。
こういうタイトル部分を書き換えようとしています。「章」の後ろに半角スペースが入っている点にご注目ください。「翻訳者が使う」の部分を削除してみます。
あ~ら不思議。
「章」の後ろにあった半角スペースも一緒に消えてしまいました。
これはきっと、またWordに何かお節介な機能があるに違いない―そう思って検索したら、案の定、すぐに原因と解決法が見つかりました。
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こういうタイトル部分を書き換えようとしています。「章」の後ろに半角スペースが入っている点にご注目ください。「翻訳者が使う」の部分を削除してみます。
あ~ら不思議。
「章」の後ろにあった半角スペースも一緒に消えてしまいました。
これはきっと、またWordに何かお節介な機能があるに違いない―そう思って検索したら、案の定、すぐに原因と解決法が見つかりました。
続きを読む新年あけましておめでとうございます。
余談を、もとい予断を許さない日々が続きますが、本年もよろしくお願いいたします。
2020年の振り返り
昨年は、世界中がとんでもない災厄に見舞われた一年でしたが、個人的にも、3月に硬膜下血腫で緊急入院・手術という事態になり、家族はもちろんのこと、同業者のみなさんにもご心配をおかけしました。
8月には、長男夫婦のところに男子が生まれ、50歳代最後の年に祖父というものになってしまいました。
本業のほうは、おかげさまでほぼ変わらない一年でしたが、久しぶりの単独訳書が出ました。
フェロー・アカデミーの授業は、春季がやや遅れてほぼリモート授業で始まり、秋季からは全クラス完全にリモート授業となりました。ついでに、なぜかクラス数も増え、日本各地の方にご受講いただいております。今年度もリモート継続の予定です。
日本翻訳連盟(JTF)では、恒例の翻訳祭が中止となり、代替として開催した2週間にわたるオンラインイベントが、おかげさまで好評でした。そのほかにも、いくつかのセミナーがすべてオンライン開催となり、これはこれで便利だなぁと実感しています。
おまけ
「今年の抱負」というものを立てたことがないので、今年も特に抱負らしいものはありません。かわりに(全然、かわりじゃないけど^^)、手元の辞書(書籍、電子を含む)の増加データを紹介しておきます(過去3年分。電子版と書籍版が重複する場合もカウントは1)。
2018年12月末:283点
2019年12月末:385点(+102)
2020年12月末:433点(+48点)
さすがに増加ペースは落ちてます^^
今回も『続・翻訳の基本』再読からの落ち穂拾いです。ただし、今回はごく短く。
前回もKindleで読んでいたので、そのときハイライトしたところが当然、目につきます。
訳語は辞書の中から探すのではなく、自分の頭の中に蓄積された語彙の中から探さなければならない、
そうです。たしか夏目先生も、すこし前のYouTubeで同じようなことをおっしゃってました。
もちろん、この話と「辞書を引くちゃんと読む」ことは、まったく矛盾しません。おわり。
さて、ひとつ前の記事でSDL Trados Liveの画面をご紹介しました。
[表示]タブにある[水平]と[垂直]を切り替えると、
原文と訳文を縦並び
にできるようになっています。上の状態が[垂直]で、[水平]を選択すると
こうなるわけです(メニューは、選択している状態のほうがグレーになる)。
でも、この「水平」と「垂直」って、なんか違和感ありませんか? もう一度言うと、
原文|訳文
という横並びの状態が「垂直」で、
原文
訳文
という縦並びの状態が「水平」ということに、インターフェース上はなっているわけです。
でも、日本語で「水平」と言ったら、やはり
――――
という横線とか横方向のイメージ、「垂直」と言ったら、
|
|
|
という縦線や縦方向のイメージではないか、と思うわけです。
続きを読むSDL Trados Studio 2021がリリースされました。
ここしばらく、毎回あまり変わり映えのしない(少なくともエンドユーザーから見ると)バージョンアップが続いてきましたが、今回はおそらく、Studioアーキテクチャになって最大の変化があります。
翻訳支援ツール界隈で最近人気の
クラウド版
の登場です。Studio 2021を購入すると使えるようになる(ただし、無償で使えるのは1年間だけらしい)SDL Trados Liveというのがそれです。
(https://www.sdltrados.com/jp/products/trados-studio/freelance/)
11月に開催されたJTF Online Weeks(翻訳祭29.5)のスポンサーセッションでも紹介されましたし、先週開催されたオンラインロードショーでも説明があったので、重い腰を上げて使ってみました。
続きを読む辞書は "用語集" ではありません。
辞書を見て、ただ何となく、あるいは自分で "しっくりくる" という理由で "訳語"を選んでいるうちは、辞書をきちんと活用しているとは言えません。
これは、Weblioさんを引く場合でも同じです。というより、Weblioのような辞書ポータルを使う場合は特にそうでしょう。
たとえば、今後の見通しについて書かれている文脈にbleakという単語が出てきたとしましょう(これだけではコンテキスト情報が十分とは言えないかもしれませんが)。Weblioさんでbleakを引いてみます。いえ、最近はもう、いちいちWeblioのサイトを開かなくても、ググるだけで上位の候補にWeblioが出てくるんでしたね。
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