# 今年のJTF翻訳祭はハイブリッド開催

(いかんですね。また1か月以上も記事を書いてませんでした)

少し遅くなりましたが、日本翻訳連盟(JTF)が主催するJTF翻訳祭、今年はようやく、ついに、とうとう、やっと、リアル開催が実現します。ただし、オンラインプログラムもある、いわゆる「ハイブリッド」方式での開催になります。

www.32jtffestival2023.com

会場開催――10月27日(金)
オンライン開催――11月8日(水)~15日(水)

の予定です。

なお、12月15日までの約1か月間アーカイブ配信もあるので、時間が気になる方も安心です。

会場開催の10/27には、もちろん懇親会(パーティー)もあります。リアル開催のイベントの醍醐味は、なんといっても懇親会。翻訳通訳業界のなかで、人と人が出会う貴重な機会です。

チケットは、本日時点でJTF会員向けに先行販売中(8/31まで)。

プログラムについては、順次公開中です。

www.32jtffestival2023.com

10月27日の会場開催では、まず基調講演に金田一秀穂先生をお招きしました。日本語学者の視点から今の翻訳についてお話しくださる予定です。

一般セッションでは、久しぶりにテリー齊藤さんによる翻訳チェックの話があります。かつて市ヶ谷のアルカディアで超満員を記録した、あの伝説的セミナーの再登場です。豊田憲子さんの「言語権」についてのお話にも注目。急速に発展している大規模言語モデル(LLM)と私たちの業界との今後についての展望をお話しくださいます。

「これからの翻訳業界での働き方を考えよう」は第4弾になりますが、今年は個人翻訳者でありJTF理事でもある中野真紀さん(翻訳祭実行委員会の副委員長)もメンバーに入っている点が楽しみ。

日本映像翻訳アカデミー(JVTA)さんには、産業字幕も含めた映像翻訳の話をお願いしました。

オンラインプログラムのほうは11月8日から始まって8日間。リアルがある分、昨年までより短い期間となりますが、内容はもりだくさんです。

高橋さきのさんテリー齊藤さん渡辺敏さんによる「和英翻訳を手がける」は、これまで多く方から要望があった日英翻訳の話です。

日本会議通訳者教会(JACI)の巽美穂さんは、「通訳者のつながり」というテーマで、通訳者にはもちろん翻訳者にも通じる話が多そうです。

手話についてのプログラムが入ったのも異色です。群馬大学の金澤貴之先生がご登壇くださいます。社会言語学という視点は、通訳者・翻訳者にとってもまちがいなく重要なはずで、個人的にもとても楽しみにしています。

なお、

プログラムについては、もう少し出そろったら改めて紹介記事を書こうと思っています。

最後に、ようやく実現するリアルの懇親会(パーティー)についても書いておきます。冒頭で「人と人が出会う貴重な機会」と書きましたが、これにはいろいろな意味があります。文字どおり、久しぶりに対面でお会いできる場なので、旧交を温めるもよし、通訳者・翻訳者どうしの、あるいは翻訳会社の中の人との新しい出会いもきっとあるはずです。

あるはず、というより、出会いは「作るべき」です。フリーランスにとって、業界関係者が集まる懇親会という場は、絶好の

営業の場

になるからです。

飲食しながら同業者と楽しく語らう、だけでももちろんいいのですが、めったにない機会ですから、フリーランス同業者に限らず、翻訳会社に積極的にコンタクトしましょう。翻訳会社のほうも、優秀なフリーランスをリクルートするチャンスと思って参加していますので、臆する必要はまったくありません。

そのために用意したいのが、印象に残りそうな名刺エレベーターピッチです。短時間で自分のセールスポイントを売り込んでおくと、かなりの確率で、後で先方からメールが届いたりもします。そこから仕事につながることも少なくありません。

そういう機会が、昨年まで丸々3年なかったのですから、今年のリアル開催は大騒ぎになりそうな予感がしています。

ただ、リアルプログラムと懇親会のチケットには数に制限がありますので、ご注意ください。会員向け先行販売も今週で終わり、そこからは一般販売も始まります。参加をご検討中の方は、なるべくお急ぎください。

ということで、今年はまず10月27日、東京駅からすぐのJPタワーホールでお会いしましょう!