# 新しい訳語の変化~Generative AI

アメリア会員の方には、会員向けの月間誌『Ameria』10月号が届いていることと思います。

10月号には、私が担当している「定例トライアル<IT・テクニカル>」の課題文が掲載されています(p.16)。そして、そのページにある「課題について」という囲み記事に、私はこう書きました。

最近、いわゆる生成系 AI が大きな話題に なっていることはご存じでしょう。絵画や 執筆といった創造的な分野にまで進出しつ つありますが、その基礎になっている技術 が、最近の機械翻訳エンジンにも使われて いる「ニューラルネットワーク」です。

ここで私が使っている「生成系AI」という用語、もともとの英語はご存じのとおり

Generative AI

です。ほんのちょっと前までは定訳が固まっていなかったようで、「生成系AI」と「ジェネレーティブAI」の2つが拮抗していたのですが、わりと短期間のうちに「生成AI」に落ち着いたようですね。

原稿を提出した頃はまだ「生成系AI」もよく見かけたんですけどね――というのが、以上の言い訳でしたw