うれしいお知らせです!
大久保克彦さんが公開なさっていた自作のEPWINGデータ。しばらく前から公開が止まっていましたが、このたび、翻訳フォーラムがそのデータを譲り受け、あらためて公開いたしました。
大久保EPWING アーカイブ presented by 翻訳フォーラム
続きを読むうれしいお知らせです!
大久保克彦さんが公開なさっていた自作のEPWINGデータ。しばらく前から公開が止まっていましたが、このたび、翻訳フォーラムがそのデータを譲り受け、あらためて公開いたしました。
大久保EPWING アーカイブ presented by 翻訳フォーラム
続きを読むひとつ前の記事は、もちろん趣味で書いたのですが、実はこのニュースを見たとき、ある箇所で
これかぁ!
と、文字サイズ200%くらいの音量で叫んでしまいました。
このページに文字も載っているので引用します。
映画全盛時代、1日に1万人以上を動員をする日もあるなど、戦後の中洲の賑わいを支えてきましたが、建物の老朽化などによって取り壊しが決まり、31日が最後の営業日となりました。
ん? んん?「1万人以上を動員をする……」
私の引用ミスではありません。上のページの誤字でもありません。動画を見るとしっかり、アナウンサーが
1万人以上を動員をする
と言っています(字幕でもそうなっています)。「1万人以上を動員する」ではなく「1万人以上を動員をする」です。
変なところに「を」が入るこの言い方、実は最近だいぶ増えているそうなんですが、皆さん、ご存じでした?
続きを読むOxford English Dictionary(OED)のニュースレターによると、この3月には1,000以上の新語が追加されたとのことです。
また、そのうち日本語から追加された単語については別途の記事があります。
Words from the land of the rising sun: new Japanese borrowings in the OED
(会員でなくても読めるはずです)
追加されたのは23語で、この記事の内容については後述します。
OEDのオンライン版については以前から絶賛していて、
旧ブログのこの記事で紹介したときからはインターフェースが変わったものの、洗練されたデザインと機能の充実度は変わっていません。
それ以上にすばらしいと思うのは、やはりオンラインになってからの情報更新の早さです。そういえば、NHKのドラマ版『舟を編む』でも、先日3月24日の回に「これからはもうオンラインの時代でしょ」みたいなことを堤真一が言ったばかりでした。
続きを読む最新版のATOKに、「ブンコレ」という機能が追加されています。
謳い文句は「よく使う定型文を簡単に収集、簡単に利用できる!」。
「定型文」というから、「平素よりたいへんお世話になっております」とか「ご査収、ご確認のほどよろしくお願いいたします」みたいによく使うフレーズのことかと思ったら、それだけではなくテンプレートを丸々登録できるようです。
が、これのデフォルトのショートカット設定が無礼でした。最初はその設定に気づかず、ふつうにキーボードを打っているとふと出てくることがあって、調べてみたら、
Ctrl+C の二度押し
でした。
個人的なクセかもしれませんけど、Ctrl+C の二度押しって、うっかりやっちゃうこともあるし、最近キーボードでCのキーがやや鈍いので、なかば意図的に押すこともあります。
よく見たら、右上に歯車アイコンがあって、ここでショートカットを変更/無効化できることが分かりました。
続きを読むすこし前に書店で見つけて、こんな本を買っていました。
結論からいうと少し期待外れだったのですが、せっかくなので、この本をネタにして手元の国語辞典を比較して遊んでみました。
単語や成句を自分が間違って覚えていないか、使っていないかという不安は常にあるものです。いえ、常にそう警戒していなければなりません。そこで、ときどきこういう本を確認して、危なそうな項目は自分のチェックリストに追加しています。
この本は、いつ頃からか意味や使い方が変化した語について、変化後の意味や使い方(これを本書では「意味変」と呼んでいる)と、本来の意味や使い方(本書では「本意味」)を並べて説明していくという体裁になっています。ただし、「意味変」のほうを「間違っている」と断じるのではなく、あくまでも「こういう風に意味や使い方が変わってきているので気をつけましょう」くらいのスタンスです。取り上げられているのは、本編の100項目と、簡略にまとめてある追加分をあわせて全156項目。執筆に当たって参考にした辞書は、
だということです(「凡例 本書について」より)。
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