9月もそろそろ終わり、気づいてみたら翻訳祭当日までもう1か月を切ってました。ということで、今日はその18です。
講師は岩木貴子さんですが、さて、この方をいったいどう紹介したものでしょうか? 個人的には、まず翻訳学校の講師であり、次に書籍翻訳の人なのですが、実は書籍も実務もバリバリで、しかも英日・日英の双方向をこなすという……私などはもう仰ぎ見るしかない方なのでした。書籍のほうでは、
このあたりを訳された方(ほかにも、ジョン・レノンとかミック・ジャガーとか音楽関連も多い)という認識だったのですが、実務翻訳はマーケティング翻訳が中心というとで、昨年こちらの書籍も上梓なさいました。
マーケティングの、しかも日英翻訳の指南書です!
英訳は、日本語をただ英語にすればいいわけじゃない。訳すというより、日本語で書かれた文章を英語で再構築する、というのが英訳の基本姿勢だといえる。
マーケティング翻訳だとこの傾向は極端になり、もう「訳しちゃダメ」。
とおっしゃっています(講演概要より)。
その岩木さんが、まず日英翻訳の全般的な話から説き起こして、本筋の日英マーケティング翻訳の話にまで進むプログラムです。マーケティング翻訳は依然として注目度が高い分野ですし、しかも日英翻訳の話ということなので、これも必聴です。
内容だけではなく、岩木さんのお人柄から言っても、きっと楽しいお話になるんではないかと想像しています。オンデマンドのみのプログラムではありますが、個人的には久しぶりに直接お会いしたかったと思います(それを言ったら、オンデマンドプログラムの方は皆さんそうなんですけど……)。