第33回のJTF翻訳祭、プログラムをひととおり紹介して、ふと油断していたら、いつの間にかもう来週に迫ってきました。
会場参加チケットは17日に締め切りましたが、オンデマンド配信のチケットは引き続き販売中です。
事前にかける記事はこれが最後になりそうなので、金沢の会場にいらっしゃる方に向けて、いくつかアドバイスとお願いをまとめておきます。
●とにかく人にコンタクト
現地参加するうえで、いちばん大切なのはこれです。翻訳者は内向的で、人見知りが多いというのが定説ですが*1、せっかく人と会える機会なのですから、ここは無理矢理にでも自分のキャラクターを引っ込めて、同業者にも翻訳会社にも、ひと言、声をかけてアピールしましょう。
同業の翻訳者・通訳者なら、迷惑がる人はいませんし、翻訳会社なら、会場1階に用意される「出展ブース」にぜひ足を運びましょう。
リアルに開催されるイベントは、セミナーの聴講がメインなのは当然ですが、人と会って、そして同業者ネットワークを築くことも重要なミッションです!
そのとき、あったほうがいいのが、名刺です。
●名刺の用意をぜひ
フリーランスの方、特にリアルイベントへの参加が初めての人(参加経験の少ない人、参加が久しぶりの人)ほど、ぜひ名刺は用意しましょう。なんがかんだ言っても、会話を始めるきっかけになりますし、翻訳会社に対しては確実な営業ツールになります。
なにか目立つ工夫があると効果がアップしますし、SNS情報を載せておくのが吉です。ちなみに、わたしの名刺は、表がこれ。
(法人以外でも受注するようにしたので、これは個人バージョン)
もうずっとこのデザインですが、
- 業務用のアドレス
- パーソナルのアドレス
- ハンドル名「baldhatter」
- ブログのアドレス
を載せたうえで、「帽子屋」とひと目で分かるイラストを入れてあります。
裏面がこちら。
(斜線が入っているのは、エーワンのテンプレートに合わせているため)
- 顔写真
- 翻訳の分野
- 翻訳以外の肩書き
- 住所
- これまでの訳書・著書の書影
を載せています。ただし、女性の場合は(残念なことですが)住所(と顔写真)は載せないほうがいいでしょうね。逆に、得意分野とか過去の実績は、できるだけアピールしましょう。
ちなみに、名刺はオンラインサービスなどでも手軽に注文できるようになりましたが、わたしはエーワンのソフトウェアとラベル用紙(51861E)を使って家のプリンターで印刷してます。
●当日のプログラム選び
コロナ禍を迎える以前は、翻訳祭が終わってから動画を視聴するという選択肢はありませんでした。そのため、同じ時間帯に複数のプログラムが並んでいると、どれを視聴すればいいかが、なかなか悩ましいものでした。
今回も、2日目25日には
横並びに3つずつプログラムがあります。でも、25日のプログラムは11月中旬からオンデマンドでも視聴できるので、当日はそれほど悩まずに視聴できるのではないでしょうか。
●マイチケットを確認
チケットを購入した方は、イベント管理システム「EventRegist」から「マイチケット」ページを表示できるはずです。購入時の確認メールから、あるいは
翻訳祭サイトの[チケット]ページ → [チケットを購入]で表示されたページで、
この欄から[申込内容を確認する]をクリックすると、以下のページが表示されます。これが「マイチケット」ページ。
そして、ここに[PDFチケットを表示]というボタンがあるので、これを表示して、
チケットをA4で印刷
してきてください! 当日、受付でネームホルダーが渡されるので、そこに入れて使います。
●金沢駅からの案内
先ほど、[チケット]ページ → [チケットを購入]でページを開きました。ここには、参加についての情報がいろいろと書いてあります。特に見ていただきたいのは、ずずずーっと下にスクロールすると出てくる交通機関の案内です。
また、その少し下には、
というリンクがあって、会場までの行き方を動画で説明しています(3分くらい)。ってか、ここにも貼っておきます。
●SNS投稿もぜひ
当日の様子は、各種SNSに投稿してください。特に、会場の様子や雰囲気などは、現地参加できなかった人に歓迎されると思います。X(Twitter)のハッシュタグは
#jtf33fes
#JTF翻訳祭
です。※BlueSkyのほうがいいかも?
●ぜひ声をおかけください
わたしは、今年も実行委員を拝命していますので、当日の会場ではわりとバタバタしている可能性があります。わたしが存じ上げている方がいらっしゃっても、気づかずに失礼してしまうことがあるかもしれません。ので、ぜひ、遠慮なく、いつでもお声をおかけください。
これは、わたしだけでなく、他の実行委員も同じです(たぶん)。特に、委員長の中野真紀は七転八倒、いや跳梁跋扈、違う東奔西走していると思いますが、それでも声をかけてくだされば、きっとよろこぶと思います。
そのほか、以下の実行委員各位も、皆さんを心から歓迎いたします。
松本 佳月
酒井 秀介
西墻 慎一
舟津 由美子
松浦 悦子
茂木 澄花(以上、個人翻訳者)
石川 弘美(株式会社十印)
前田 耕二(株式会社川村インターナショナル)
木村 仁美(アイ・ディー・エー株式会社)
平野 幸治(株式会社翻訳センター)
敦巻 千里(株式会社翻訳センター)
佐々木 春香(株式会社アスカコーポレーション)
マハウォンウィリヤスタシニー(株式会社アミット)
塩﨑 理恵(株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズ)
安間 幸成(ヤマハ株式会社)
石井 周太(株式会社ウィズウィグ)
由良 恭平(アイ・ディー・エー株式会社)
*1:実をいうと、わたしはこの定説を疑っています^^