翻訳祭プログラム紹介、連休中も続きます^^; 今日はその6。
・10/25(金)13:30~15:00
・中村哲三さん(ASD-STE100 STE Maintenence Group)
・「情報を「つかう」「つたえる」視点で考えるAI翻訳活用法」
哲三さん、なんでプロフィール欄が英語なんだろ?
この紹介だけだと、ご存じない方にはよく分からないかもしれませんね。ひと言でいうと、英語と日本語の両方のテクニカルライティングのプロです。以前は、JTFとかテクニカルコミュニケーター協会(JTCA)の講演などにたびたびご登壇なさっており、私も、何度となく同じ場でお目にかかったことがあります。JTFのイベントにお呼びするのは久しぶり。
テクニカルコミュニケーター協会といえば、翻訳業界ではこちらの本が有名です。
翻訳も含めて、日本語を明解に、誤解されないように書くためのルールやヒントが満載。これだけの情報がまとまっている類書はないと思います(よくある日本語ライティングの教本とは趣旨が違いますが、その役割もかなり兼ねています)。哲三さん、この第3版でも執筆陣に名を連ねています。
その中村哲三さんが、ライティングで生成AIを活用する方法を伝授してくださる、というのが本プログラムの趣旨。ぜひ聴きたい内容です。ちなみに、哲三さんはこちらのサイトでもAI に関する情報を公開なさっているので、こちらも見ておくと参考になりそうです。
以下は雑談。プログラムの紹介からは脱線します。
中村哲三さんって、私が何度となくつい「哲三さん」と書いているくらい、とても気さくで楽しいおじさんです。当日の会場でお見かけしたら、ぜひ話しかけてみてください(24日の交流パーティーにもいらっしゃるはずです)。
私にとっては、「奈良の三条通り付近という羨ましいところ」に住んでいた方でもあります。よく、「散歩に出かけた」といっては猿沢池からの眺めをFacebookにアップロードなさっていました。
これは、哲三さんがアップした写真ではなく、私が2018年に訪れたときの写真。猿沢池から興福寺の五重塔が見える有名な景色です。そういえば、このとき奈良に行ったのも、京都で翻訳祭があったからでした。奈良は本当に久しぶりでしたが(高校の修学旅行以来)、このときをきっかけにその後は何度も出かけるようになりました。