# 翻訳フォーラム・シンポジウム2023

今年ももちろん開催します(オンライン)!

受付も始まりました。

「翻訳フォーラム・シンポジウム2023」― Peatix

ご覧のように、今年のテーマは「ことばと向き合おう」です。

翻訳が「ことばと向き合う」営みですあることは、今さら言うまでもありません。

言うまでもないことですが、ふだんの向き合い方は、たぶん翻訳者ひとりひとりで違います。日々の多忙な業務に追われていると、その姿勢はとかく崩れがちになりますし、どうやって「ことばと向き合う」のか、その姿勢がまだ定まっていない人もいるかもしれません。

そこで、今年のシンポジウムでは「ことばと向き合う」ための土台について考えることにしました。

土台の大きな部分は文法ですが、いつものように、翻訳フォーラム・シンポジウムは、テーマを中心としつつそれだけでは終わらない「幕の内弁当」方式です。

★プログラム(予定)
<第1部 翻訳と文法>
 「『文法』の基本」(高橋聡)
 「『文法』の広がり~自分の訳をきちんと説明するために」(高橋さきの)
 「パンクチュエーションの読み解き方」(深井裕美子)
<第2部 ゲストコーナーと各自発表(1)>
 「『ネイサン・チェン自伝』を共訳して」
   (ないとうふみこさん、児玉敦子さん、中村久里子さん)
 「大学入試までの英文法を復習する」(高橋彩さん)
 「実録・出版翻訳」(井口耕二)
<第3部 各自発表(2)>
 「『は』と『が』再訪――英語と日本語の構文」(高橋さきの)
 「翻訳者として辞典から読み取る情報」(高橋聡)
 「翻訳に活かすコーパス」(深井裕美子)
<第4部 ディスカッション&QA(高橋(さ)、井口、高橋(聡)、深井)>

午前10時から午後5時までという異常な異例の長さも例年どおりです。約2週間の録画配信もありますが、Peatixサイトでもこうお伝えしています。

リアルタイムで参加して、実況ツイートなどもしていただければ嬉しいです。ご参加の際には、飲みものと甘いものを、ぜひお手元に。みなさまのご参加をお待ちしております。

せっかくの機会ですので、できればリアルタイムで

翻訳どっぷりの丸一日

を味わっていただいたうえで、配信期間に細切れで復習していただくと、二度三度おいしいと思います。

ちなみに私からは、第1部で「文法の基本」、第3部で「辞典から読み取る情報」の話をします。この内容については、改めて別の記事で簡単に紹介する予定です。

【4/12追記】

ご要望があったため、配信期間を伸ばしました。6/11(日)の深夜まで、ほぼ1か月あります! いろいろと繁忙期に当たる方も、週末が4回ありますので、どうぞ、心おきなくお申し込みください!