SDL Trados Studio 2022がリリースされるようです。
現行バージョンが2021なので、「えっ、もう?」という気分ですが、これまでの製品名の変遷をあらためて確かめたら、
SDL Trados Studio 2009 → 2011 → 2014 → 2015 → 2017 → 2019 → 2021
だったので、2014 → 2015 のときも 2 年連続というパターンはあったんでした(といっても、2021のリリースは2020年のうちだったので、完全に2年連続ということではない)。
ところで、上のページには「新機能に関するインフォグラフィック」というリンクがあるので、そっそく様子を見にいきました。
翻訳された日本語の変さについては、もういちいち指摘しませんが、それにしても何なんでしょうね、この「インフォグラフィック」ページは?
ここまで情報量のない "インフォグラフィック" は初めて見ました。
どのくらい中身がないかというと、引用しながらいろいろツッコもうと思っていたのに、その気も失せたくらい。ティーザーとしての機能をまったく果たしてないでしょう、これじゃ。
ちなみに、現在 SDL Trados Studio を扱っているのは RWS 社。SDL だけでなく、いくつもの大手翻訳ベンダーを吸収してきた、今や業界超々大手の MLV なわけです。
ああ、そうか。ローカライズ業界の残念な現状を如実に表している、という情報だけは伝わってくる "インフォグラフィック" なのか――