# 用語集はテキストファイルに

翻訳案件で用語集が提供される場合、CATツールに組み込まれる場合を除くと、ファイルはほとんどの場合 Excel です。いや、それ以外、見たことないな^^;

これが、単なる英日など二言語フォーマットならいいのですが、相手が MLV(Multi Language Vender)だと、対象言語すべてで構成されていることもあります。

こんな感じです。

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このサンプルだと、GR 列まであるので、26+26x6+18=200列もあるわけです。


Excel に詳しくない方のために書いておくと、Excel の列ラベルはA、B、……Zまでいくとアルファベット2文字の組み合わせになってAA、AB、……AZ、BA、BB、……BZ、……ZZと続きます。その先はさらに3文字組み合わせになってAAA、AAB、……となります。さすがに3文字組み合わせは見たことありませんが……。

こういう用語集を提供されたときは、さすがに不要な列を削除するわけですが、そもそも私、Excel 用語集をそのまま使うことはありません。Excel って、検索機能が貧弱だし、フィルターで指定するのもけっこう手間だからです。

どうするかというと、すべてテキストファイルで別名保存し、秀丸エディタで開いて使います。

エディターの便利さは今さら言うまでもありませんが、もし「テキストファイル」とかテキストエディターのことをよくご存じない方は、旧ブログの以下のような記事をご覧ください。

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # テキストファイルについて - 短期講座第1回 -
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 秀丸エディタの使い始め - 短期講座第2回 -
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 改行と論理行について - 短期講座第3回 -
禿頭帽子屋の独語妄言 side TRADOS: 秀丸エディタ - 画面の色分け
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 秀丸マクロを使う準備 - 短期講座第6回 -
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 最初のマクロ - 短期講座第7回 -
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # プログラミングの基本 - 短期講座第8回(了) -

もちろん、テキストエディターはフリーウェアも含めていろいろ出ているのですが、私は老舗の秀丸エディタを使っています。

秀丸エディタ上なら、用語集を検索するとき、こんなことができます。

  • 検索が手軽で高速
  • grepで複数ファイルも串刺し検索できる
  • 検索に正規表現も使える
  • マクロを使えば、検索をさらに簡単にできる
  • ファイルの背景色を変えられて便利

正規表現についても、旧ブログで特集したことがあります。

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~序章
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~基本その1
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~基本その1の応用
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~基本その2
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~基本その3
禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 翻訳者のための正規表現~基本その4

以前は、東京ほんま会や十人十色などの勉強会でも、正規表現を扱ったりしました。最近はしばらくやってませんが、そうか、Zoomで正規表現講座とか、需要あるかも?